シングルマザーには出会いがない、そう嘆くシンママさんも多いですが、本当にそうなのでしょうか。調査会社が発表したデータを見ながら検証していきたいと思います。
シングルマザーの68%に再び出会いが
全国の20歳から45歳までのシングルマザーを対象としたアンケートにおいて、離縁後再び出会いがあったかの問いに、全体の68%のシンママが出会いがあったと回答し、さらに39%が現在も恋愛中であることがわかりました。
実に全体の3分の2以上に過去または現在に恋人の存在があったということで、シングルマザーに出会いがないと決めつけるのは早そうです。
出所:(株)Mrk&Co
結婚につながった出会いのランキング
次に恋愛や結婚などの調査結果を発信しているアニヴェルセル総研が、適齢期の男女全体を対象とした「結婚に結び付いた婚活内容」のアンケートを実施したところ、次の結果となりました。
知人の紹介が1位なのは、“出会いは自然がいい”という考えが根強いものを感じます。
ただ、青春を謳歌していた時代の交友関係は、年齢を重ねたり、子育てが進むにつれ、徐々に減ってきてしまうもの。知人経由の出会いは余程ネットワークに自信があるシングルマザーでない限り、厳しいものがあります。
2位の合コンも同様です。あんなに若い頃は合コンのお誘いがあったのに今では・・という方も多いはず。
したがって1・2位だけを見れば、シングルマザーの出会いは全くない、もしくは限りなく少ないということにはなるでしょう。
「ネットに良い出会いはない」はカビの生えた昔の話
3位の恋活婚活アプリについては、インターネットでの出会いに否定的な人からみれば驚かれているのではないでしょうか。
ですが13%という数字が示している通り、今は10人に1人以上がネット経由で結婚相手に出会う時代なのです。みんな周囲に公言していないだけで“ごく日常的”に恋愛アプリは利用されています。
シングルマザーが他のライバルより遅れを取るのは否定しませんが、プロフィールに「子どもあり」「離婚歴あり」と明記することで、母子家庭に理解を示す男性だけと連絡を取り合うことができるため、無駄な時間と出会いを減らせることができます。これほど効率的な出会いは他にありません。
4位はSNSとなりました。婚活サイト・アプリには抵抗がある方でもインスタやツイッターなら気軽ですし、自然な出会いに近い感じはあります。また趣味や共通の話題から意気投合しやすいメリットもあります。
ただし、出会い目的の人ばかりではない(むしろ少ない)ため、婚活サイト・アプリより効率という面では著しく劣ります。また対人トラブルになった場合、自分自身で解決しなければなりません。
婚活サイト・アプリなら運営者が間に入り、相手を強制退会させることもできますが、SNSだと最悪自分が退会することになります。
それとSNSを出会いの場にするならば、かなりの積極性が求められます。婚活サイト・アプリであれば変な話、女性というだけで申し込みが殺到します。SNSは基本自分から動かなければなりません。肉食女子のシングルマザーならおすすめです。
出会いの間口を広げることが肝要
5位以下はほぼ婚活サービスが占めています。
街コン・婚活パーティー・結婚相談所は、人が運営しているわけであって、広く捉えれば「知人の紹介」。
考えてみてください。知人の知人からの紹介も珍しくありませんが、そもそも知人の知人は“赤の他人”ですよね。それを知人の紹介というくくりに入れるのと何が違うのでしょう。
あくまで身の回りの出会いにこだわるシングルマザーは自らチャンスを狭めているだけ。こだわるのは出会ってからです。
5位以下で言えば、お金は掛かりますが、やはり結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所は年収など一定の基準をクリアした、ステータスのある男性のみと出会えますから、お金の苦労から解放されたいシングルマザーこそ頼るべき場所。
結婚相談所でもエン婚活エージェントやゼクシィ縁結びエージェントなら低コスト・高コスパと評判で、母子家庭でもやり繰りを頑張れば入会できる料金体系です。一度チェックしてみてください。
シングルマザーの出会いに対するネット意見
YAHOO!知恵袋より
子ども優先の恋愛になるとは思いますが、恋愛していいと思います・・・全てを開示 2020.5.22 |
未婚シンママですが、1年付き合っている彼がいます・・・全てを開示 2020.5.7 |
シングルマザーからもいいね!は来ます。嬉しいですよ・・・全てを開示 2020.3.19 |
恋愛アプリから結婚を考えられる出会いがありました・・・全てを開示 2019.12.2 |
再婚した夫との子どもが生まれる予定です・・・全てを開示 2019.6.6 |
将来の事を考えてくれている彼がいるのですが、本当に幸せになれるか不安です・・・全てを開示 2019.5.24 |
むしろ子どもに父と思われたい・・・全てを開示 2016.2.5 |
シンママ婚活厳選ピックアップ
無料系婚活アプリ
シンママのための婚活アプリと呼んでも言い過ぎではないほど、シンママを優遇する様々な特典が用意されています。男性もシンママに理解のあるユーザーが大半です。知名度ではPairsやOmiaiのほうが上ですが、こういった自分が有利な場所で戦うのが婚活の基本です。ちなみに婚活に縁のないはずのマツコさんも何故かご存知でした(周囲の業界スタッフに利用者が多いらしい)。
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出会いない体質を改善する
長い恋愛ブランクで恋に臆病になっていたり、多忙な毎日を過ごすうちに出会いが遠のくような思考や行動になっているかもしれません。いまの自分を少し変えるだけで出会いが飛躍的に広がることがありますので、できることから見直しを検討してみましょう。
ファッションやメイクに無頓着
シングルマザーは仕事や家事、育児にフル回転の毎日を送っていることもあり、ファッションやメイクが後回しになりがちにはなっていないしょうか。
内面で判断してほしいと思っていても、外見を整えておかないと内面まで見てくれないのが現実です。どんなに仕事ができる人でも履歴書に寝ぐせのある顔写真では企業は採用してくませんよね?恋愛もまずは形からです。
ファッションやメイクと同様に体型も大事です。BMI20の美容体重を目安に頑張ってみましょう。
ストライクゾーンが狭い
男性に求める条件が多く、知らないうちにストライクゾーンを狭くしていませんでしょうか。「子どもを大切にしてくれる」+「一緒にいて楽しい、自分らしくいられる」この2つは必須条件として、それ以外の条件はなるべく緩和するようにしましょう。
再婚相手に求めるもの一番が年収
生活が安定していないのでつい男性を年収で見てしまってはいないでしょうか。
確かに年収は結婚生活において重要な条件ですが、あまりにもお金に執着してしまうと「自分の財布をあてにしているのでは」「ATM扱いされるのでは」と不信感を持たれ、離れていきます。
年収については女性が思うより男性は敏感ですから注意しましょう。
年下にしか興味がない
自分より年上となるとおじさんしかいないので、ターゲットは年下だけというシングルマザーも多いですが、同年代の未婚女性も同じような思考になることが多く、同じ土俵で戦うのは不利と言わざるを得ません。
年上のほうに「掘り出し物」が見つかることはよくあります。年齢の許容範囲はなるべく幅を広くしたいものです。
コミュニケーションスキルが低下している
シングルマザーは未婚女性よりコミュニケーションスキルが高いはずですが、離縁した自分に自信を失い、男性と自然な会話ができていないのではないでしょうか。女性の最大の武器は「笑顔」です。ニコニコしながら楽しそうに会話するだけで男性からの印象は違ってきます。
”男性に選ばれた実績がある”のは未婚女性にはないシングルマザーのアドバンテージですから、もっと自分に自信を持っていきましょう。
男性の長所より欠点に目が向く
男性の嫌なところを見て離縁したせいか、つい男性の欠点を先に見てしまいがちにはなっていないでしょうか。結婚相手は減点方式ではなく加点方式が基本です。そもそもご自身だって100点満点ではないはず。減点方式で採点されたら嫌ですよね?自分がやられて嫌なことを相手にするのは理不尽というものです。
自分が変わればシングルマザーの未来も明るい
元夫のことを無理矢理忘れることなんて人間無理というもの。ですから離婚したのは「新しいスタートを切ったんだ」ぐらいな気持ちで割り切ることです。そして、少しずつ前向きになり、元夫のことをいつまでも引きずらないことが次の出会いへの近道となります。
「あの時ああしていたら、こうやってた方が良かったかも」など、たらればを並べていても時間は戻りません。
もしかしたら、あなたがこうやって昔のことばかり考えて前に進めないでいる間に、実はすごく素敵な男性との出会いが用意されていたかもしれません。
もしそうなら、ものすごく悔しいこと。自分が前を向いて新しい出会いにアンテナを張っていたなら出会えたかもしれないと思うと、もう過去なんて邪魔にすら思えてしまうことでしょう。
このように考えると、過去は過去、今を大事に生きようと思うのではないでしょうか?たらればを並べていても結婚前の人生に巻き戻される訳ではないし、むしろ勿体ないと思えますよね。
自分の未来を明るい未来にする為には今の自分を変えるしかありません。明るい未来を作ることは、今の自分の気持ちが明るいことが必須なのです。
もしかしたら、明日、あなたが理想としている100%の男性が目の前に現われるかもしれませんし、その人と数年後には再婚して子供が生まれているかもしれません。
自分の未来は分からないからこそ明るく明るく想像するのです。明るい想像をしていると今が楽しく思えます。こうやって元夫から次の出会いにステップアップしていきましょう。
別れたことも次の出会いの土台に思えるようにしよう
自分の考え方1つで、次の出会いのチャンス時期が変わることが分かりますね。離婚当時の頃を思い出すと、ものすごく悲しいというシングルマザーの方も多いでしょう。もしもその悲しみから抜け出せないでいる時には、このように自分の考え方を切り替えてみてください。
暗い想像から明るい想像が出来るようになると、出会いがないという環境から脱して次の出会いに早く到達できるはずです。
「シングルマザーになったけど、いい経験になったな」と思えるようになったなら、案外友達が「あなたにピッタリだと思う人を紹介したいんだけど」なんて素敵な話しを持ってきてくれるかもしれません。
明るい未来を信じて、少しずつでも気持ちを前向きに明るくしていきましょう。
【結論】シングルマザーに出会いはない、は早計
婚歴のない若い男女ですら、待っているだけでは結婚が難しい時代です。その一方で出会いのツールは増え続けており、それを活かすことができる方から“出会いがない”問題は解消しています。
つまり出会いがないという環境は、本人次第でいくらでも変わるということです。シンママへの需要は確実にあるのですから。
自立している、母性を感じる、たくましい、頑張っている感が伝わってくる。そんなシンママを好意的に見ている男性はたくさんいます。
出会いがないと嘆く前に、視野を広げて自分に合った婚活サービスを探してみましょう。
婚活サービスについてはコチラ
自分を高めれば出会いは向こうから近づいてくる
なかなか婚活サービスに踏み切れないというシングルマザーの方は、手始めに自分の魅力を上げていくことから始めてみてください。
自由に使えるお金や時間が限られているからと、つい身だしなみをおろそかにしていないでしょうか。たくさんお金をかけなくてもオシャレはできます。100円ショップの化粧品でも、ファストファッションブランドの洋服でも十分に綺麗になれます。
外見はその人を判断する入り口です。中身を見てもらうために、まずは見た目を整えていく努力が大切です。
それと内面の努力も必要です。なるべく日々の疲れを表に出さず、ポジティブに楽しく過ごしてみてください。前向きに生きていれば良い出来事、良い人を引き寄せると言われています。
「子どもと楽しそうに生活を過ごしている。この人となら良い家庭を築けるかな。」と思われる出会いが自然と近づいてくるというもの。心が健康であれば内面が美しくなりますし、内面の美しさが外見に伝わります。
職場の同僚や上司が声を掛けてくれたり、お得意先や取引業者、同じ施設内でよく顔を合わせる男性などから連絡先を聞かれたりする、そんな機会も増えてくるでしょう。
自分を磨き、魅力的な女性を目指すことが、最も手軽で、かつ効果的な婚活です。素敵な出会いのために今日から頑張りましょう。離縁という失敗をしたからといって、幸せな結婚生活を諦める必要は全くないのです。