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【母子家庭と仕事】子育てと両立させる働き方

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シングルマザーの方にとって仕事探しは高い壁のひとつです。とはいえ今の日本は深刻な労働者不足で求職者に有利な状況にあり、ポイントをおさえることで仕事と育児を両立させることは可能です。
シングルマザーならではの賢い仕事探しのメソッドをご紹介します。

シングルマザーの仕事探しのコツとおすすめの働き方


あなたが働きたい仕事の条件はなんでしょうか。「給料が高い」「正社員」「家から近い」「残業が少ない」「休みが多い」などいろいろあると思いますが、すべて揃っている会社はまずないと思ってください。

一般的な求職者でさえ100%満足のいく職場を見つけることなど奇跡に近いものがありますから、シングルマザーの方は尚更であることはいうまでもありません。ですから絶対に譲れない条件を絞りに絞り、それ以外は妥協する、というスタンスで臨むのが最大のポイントです。

具体的には子どもが小さいうちは「保育園の近くにある会社」「託児所施設がある会社」を希望条件の最上位に掲げ、それ以外、例えば仕事を内容で選ばない、正社員ではなくパートで、などといった具合で職を探していきます。

そして子どもが大きくなるにつれ、正社員で収入を増やす、休みが多くて残業も少ないワークライフバランスに優れた会社に勤務する、というように残りの条件も徐々に満たしていきます。

仕事と育児の両立を図りレベルを上げていく、つまり“子どもの成長に合わせて自身もステップアップしていく”これこそがシングルマザーにとって王道かつおすすめの働き方なのです。

受からない面接を打開するために


面接に受からないと悩むシンママさんは多いですが、ちょっとした心がけで受かる確率を飛躍的にアップさせることができます。そんな受からない面接を受かりやすくするために必要なことをおさえていきましょう。

身だしなみはしっかりと

面接にはキチンと身なりを整えて挑みます。ヨレヨレのスーツや手入れを怠った靴だったり、頭はボサボサで化粧も適当、それでは自分から採用の門を閉めているようなものです。

飾らない普段の私を見てほしいから、は面接では通用しません。

スーツはパリッと靴はピカピカに仕上げます。化粧は気合いを入れ過ぎてケバくならないようナチュラルメイクを心がけ、肌がお疲れモードならコンシーラーをフル活用しましょう。

面接は「あなたという商品を売り込む場」です。自らが商品価値を落とすことのようご注意ください。

志望動機にひと手間加える

私も長年パートアルバイトさんの面接に携わってきましたが、志望動機を聞くと「家から近いから」「時間帯が合っていたから」のみで終わってしまう方がとても多いです。もちろんそれらが応募の決め手になっているのはわかりますが、採用する側としてはもうひと手間かけてほしいと思ってしまいます。

1人雇い入れるだけでも年間多額の経費を支出することになるため、採用には慎重を要します。皆さんも高額な買い物をするときに悩んだりするのと一緒です。ですから思わず採用したくなるような+αの志望動機がほしいのです。

コツとしては「業種や仕事内容に興味や魅力を感じた」に「自分の武器・強み」との合わせ技で一本を狙います。具体例を挙げると、

デスクワーク
「事務に興味があった」+「こつこつ作業をするのが得意」

スーパー
「品揃えやプライベートブランドに魅力を感じていた」+「人と接するのが好き」

さらに経験者であれば例えば「事務経験を活かしたい仕事をしたいと思った。」と付け加えることで立派な志望動機になります。

上手く思い浮かばないという方は最終手段として“子供を武器”にしましょう。ただ「家から近いから」ではなく「子供のために家から近いところを」となれば大分印象は変わります。

正直に申しまして採用側は“子供が小さいシングルマザーは休みがちになるのでは”と不安になる部分はあります。でも「小さい子供のためにも頑張りますから。」と必死に訴えられると、多くの採用担当者は情に流されやすいのもまた事実です。

どこの会社でも通用する方法ではありませんが、困ったときの奥の手として覚えておくといいでしょう。